入れ歯(可撤式義歯)のご紹介

2016年3月18日

入れ歯(可撤式義歯)の種類について

 

保険適用の入れ歯につきましては基本構造は同じですが、保険適用

外の入れ歯まで含めますといろいろなものがございます。今回はそ

の一部をご紹介いたします。

 

1.部分入れ歯(部分床義歯)

パーシャル 保険

保険適用です。

残存歯にバネ(クラスプ)をかけて維持します。

鉤が目立つので美容上問題になることがあります。

鉤をかけている歯の治療が必要になった時、入れ歯も修理または再

製作が必要になるので、部分入れ歯の患者様は定期健診が欠かせま

せん。

鉤をかけている歯には大きな負担がかかります。入れ歯の維持・安

定が悪い場合には負担はより大きくなります。

 

2.クラスプレス義歯(部分床義歯)

ノンクラスプ

保険適用外です。

金属の鉤がないので美容上有利です

素材が軟らかいので強度がやや劣りますが、金属床(後述)と組み

合わせると丈夫で外れにくくできます。

64,000~216,000円(本数、構造により変わります)

 

3.総入れ歯(全部床義歯)

保険義歯

保険適用です。

総入れ歯は歯肉・口腔粘膜と入れ歯の間の空気を追い出すことによ

って生じる陰圧、唾液の粘着力、分子間力、口の周りの筋力などに

より吸着します。

よくわからない説明ですが、上あごの総入れ歯はうまく吸着するこ

とが多いです。

下あごの総入れ歯の吸着には限界があります。入れ歯安定剤などが

必要なことが多いです。

 

4.金属床義歯(全部床義歯、部分床義歯)

金属床_チタン

保険適用外です。

薄くて丈夫です。

違和感が少なくて発声や食事に有利です。

口の中ではこの薄さが非常に快適に感じます。

上顎259,200円、下顎237,600円

 

5.インプラント・オーバーデンチャー

denture04

保険適用外。

少数のインプラント(上あごは4本、下あごは2本)にアタッチメ

ントをつけて、入れ歯の安定を増します。

動かないので良くかめます。

小さな入れ歯にできます。

費用対効果の高い治療法です。

OAMインプラントによれば、手術の負担も少なくて済みます。

インプラント2本埋入、および義歯で約800,000円

 

※注意 

保険適用の入れ歯においては、製作後6カ月間は、新しい入れ歯を

作ることはできません。

仮の入れ歯というものは、保険制度上存在しません。仮の入れ歯を

製作するためには、正式な入れ歯を製作する場合と全く同じ時間と

通院回数が必要です。

 

 


Posted by 越谷市 歯医者 痛くない治療 口腔外科 ひろ歯科医院 無痛治療 at 22:59 / ブログ

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