若い永久歯は注意が必要です

2017年6月6日

永久歯は6歳ごろから生えてきます(または生え代わります)。生

えたばかりの永久歯はまだまだ未成熟で、年月をかけて石灰化、つ

まり硬くなります。この頃にむし歯になると、進行が早いために注

意が必要です。また年齢的にも手先が十分に器用ではないため、歯

みがきが十分には行えないケースが多いと思われます。

 

写真1 口腔内写真

歯の痛みのため来院されました。中学生ですべて永久歯です。右下

奥歯に溝が黒くなっている部分がみられます。明らかな穴はあいて

いません。

ほかの歯にはむし歯を指摘できませんでした。

 

写真2 レントゲン写真

同じ歯のレントゲン写真です。非常に大きなむし歯であることがわ

かります。穴があいていなかったために受診のタイミングが遅れた

のかもしれません。

 

写真3 おおむね正常と思われる別症例のレントゲン写真

 

いかに予防が大切であるかを改めて知らされた症例でした。


Posted by 越谷市 歯医者 痛くない治療 口腔外科 ひろ歯科医院 無痛治療 at 09:27 / ブログ

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